「動画の撮り方がわからない…」初心者でもできるショート動画の作り方【TikTok & リール対応】
「TikTokやリールで動画を投稿したいけど、撮り方がわからない…」
そんな悩みを抱える飲食店オーナーやサロン経営者は少なくありません。
でも安心してください。スマホ1台あれば、誰でも“お客様に伝わる動画”は作れます。
この記事では、初心者でもできるショート動画の作り方を 基本ルールから撮影・編集のコツ、よくあるつまずきの解決法まで6つのステップ で解説します。
ショート動画を撮る前に知っておくべき基本ルール
TikTokやInstagramリールで動画を作るとき、やみくもに撮影を始めても 「なんだか見てもらえない」「お店の魅力が伝わらない」 という結果になりがちです。
実は、撮影前に たった3つのルール を意識しておくだけで、仕上がりが劇的に変わります。
まず意識したいのは 動画の長さ。
TikTokは最大10分、Instagramリールは最大90秒まで投稿できますが、初心者のうちは 15〜30秒程度の短い動画 をおすすめします。短い方が見てもらいやすく、編集の負担も少ないからです。
次に大切なのが 冒頭3秒の“掴み”。
SNSのショート動画は、ユーザーがスクロールしてどんどん次の動画へ移ってしまいます。最初の3秒で「ん? ちょっと見てみようかな」と思わせられるかが勝負。
例えば「30秒でできるヘアアレンジ」「これ知らないと損するメニュー」など、最初に一言で興味を引く言葉を入れるだけでも効果は抜群です。
そして最後に、動画のテーマは1本につき1つだけ 決めること。
「料理も店内もスタッフ紹介も…」と盛り込みすぎると、何を伝えたいのかがぼやけてしまいます。
「このメニューを見せる」「このサービスの雰囲気を伝える」と 焦点を1つに絞る ことで、動画はぐっと見やすく、印象に残るものになります。
この3つの基本を押さえてから撮影に入るだけで、動画のクオリティは一気に変わります。
「まず短く・最初で掴む・テーマは1つ」
このシンプルなルールを、頭の片隅に置いておきましょう。
スマホ1台でできる!動画撮影の基本テクニック
ショート動画を始めたいけれど、「カメラや機材をそろえないとダメ?」と思っていませんか?
実は、スマホ1台あれば十分 です。今のスマホはカメラ性能が高く、ちょっとしたコツを意識するだけで、プロ並みの仕上がりに近づけます。
まず基本中の基本ですが、 「縦で撮る」こと。
TikTokもInstagramリールも 縦型動画(9:16) が基本です。横で撮ると両端が切れてしまい、せっかくの映像が伝わりにくくなります。
次に大切なのが 光の使い方。
撮影はできるだけ 自然光が入る昼間 に行いましょう。明るさが足りないと動画の画質は荒くなりやすいので、例えば店内で撮影される場合は窓際で撮るなど少しでも光を取り込むことが大切です。自然光が入らない場所での撮影は、至近距離での撮影であればスマホ用リングライトなどでも問題ありませんが、全身が映るほどの距離、またそれ以上離れて撮影される場合はリングライトだけだと照明が届かず不十分になるのでもう少し大型の照明が必要となってきます。
さらに意識したいのが 手ブレ対策と構図。
手ブレを防ぐためには、スマホを両手でしっかり持つか、肘を体に固定 して撮るだけで安定感が増します。
構図は「被写体を真ん中に」置くのではなく、少し左右に寄せるとこなれた印象になります。テーブルや壁など水平・垂直のラインを意識して撮るだけでも、ぐっと見栄えがよくなります。
縦撮り・光・手ブレ防止
この3つを守るだけで、スマホ撮影でも驚くほどきれいな動画が撮れるようになります。
何を撮る?ネタに困らないための考え方
動画を撮ろうと思ってカメラを構えたけれど、「で、何を撮ればいい?」 と手が止まる…
この悩みは多くの店舗オーナーが感じる壁です。でも、ちょっとした視点の切り替えで、ネタは日常の中からいくらでも見つけられます。
▶︎ ① “商品・サービス”をどう見せるか考える
飲食店なら、料理を作るシーンや提供する瞬間。
サロンなら、施術の手元や使っているアイテムの紹介。
「お客様が来店したときに目にするもの」 をそのまま動画にするだけで、立派なコンテンツになります。
▶︎ ② “裏側”を見せる
動画のネタに困ったときこそ 「舞台裏」 が役立ちます。
・オープン前の準備の様子
・材料や道具の手入れ風景
・スタッフ同士のちょっとした会話や笑顔
こうした裏側の動画は、お客様に親近感を持たせやすく、ファンづくりにも効果的です。
▶︎ ③ “お客様目線”で考えてみる
「自分がこのお店に来るなら、何が見たい?」と想像してみましょう。
店内の雰囲気、商品の質感、スタッフの雰囲気…。“お客様目線”で気になること は、ほとんどが動画のネタになります。
「商品」「裏側」「お客様目線」
この3つの視点を持てば、日々の業務の中で撮るべき瞬間が自然と見えてきます。
ショート動画編集はSNSアプリ内で完結!10分でできる簡単編集
「動画は撮れたけど、編集が大変そう…」と思っていませんか?
でも安心してください。TikTokもInstagramリールも、アプリ内だけで完結できる編集機能 が備わっています。パソコンや特別なソフトは必要なし、10分あれば1本の動画を仕上げることが可能 です。
まずは カット編集。
いくつか撮ったクリップから“使う部分だけ”を切り取ってつなげます。
長すぎる部分を削るだけで、動画のテンポはぐっと良くなります。
次に テロップ(文字入れ)。
動画の中で大事なポイントは 短い言葉でテロップに。
音声なしで見るユーザーも多いので、「このメニューが人気」「3分でできる施術」など パッと理解できるテキスト を入れるのが大切です。
そして BGM(音楽)。
TikTokやリールは、トレンドの曲や効果音を簡単に選べます。
人気曲を使うと再生されやすくなる傾向 があるので、まずはアプリ内で話題の楽曲を選んでみましょう。
カット・テロップ・BGMの3つを最低限入れれば、見やすい動画は作れます。
凝った編集に慣れてから。まずはアプリ内で10分、1本完成させてみましょう。
撮った動画を投稿する前にチェックしたいポイント
動画が完成すると、すぐに投稿したくなりますよね。
でも 「とりあえずアップ」 ではもったいない。
ほんの少しだけチェックする時間を取るだけで、再生されやすさや印象は大きく変わります。
まず確認したいのは「動画の明るさ」。
撮影時は明るいと思っても、いざ投稿画面で見てみると暗く映っていることがあります。特に料理や施術動画は暗いだけで魅力が半減してしまうので、フィルターや明るさ調整で最後に整えておくのが大切です。
次に 「文字の見やすさ」。
テロップが小さすぎたり、背景と色がかぶって読みにくくなっていませんか?
スマホの画面で一瞬で読める大きさ・色 になっているかをチェックしましょう。
そして 「音のバランス」 も忘れずに。
BGMが大きすぎて声が聞こえない、逆に声だけで無音状態…そんな動画は離脱されやすいです。
BGMと音声のバランスをアプリ内で微調整 して、耳に心地よい音量に仕上げましょう。
「これなら最後まで見てもらえそう?」 と、投稿前に一度だけ見直す習慣をつけると、動画の質はぐっと上がります。
無理なく続けるための運用の工夫
動画を数本作っただけで終わってしまう…そんな悩みを抱える人は少なくありません。
ショート動画で成果を出すには 「継続」 が何より大切ですが、だからといって 根性だけで続けるのは無理 です。
ここでは 「仕組みで続ける」ためのコツ をご紹介します。
▶︎ ① ネタ出しを“パターン化”する
毎回「何を撮ろう?」と悩むと時間がかかります。
「月曜は商品紹介、水曜は裏側、金曜はお客様の声」 というように曜日ごとにテーマを決めておけば、迷わずに撮影に入れます。
▶︎ ② 撮影は“まとめ撮り”が基本
動画は1本ずつ撮るより、時間がある日に5本〜10本まとめて撮る のが効率的。
同じ背景や衣装でも、テロップやBGMを変えれば 別動画として活用できる ので、ネタ切れも防げます。
▶︎ ③ 投稿は“予約機能”を使う
TikTokは 予約投稿 が可能です。
空いた時間にまとめて作成 → 予約設定しておけば、忙しい日でも投稿が途切れません。
ネタ出し・撮影・投稿を効率化 するだけで、動画運用はぐっとラクになり、続けやすくなります。
まとめ|ショート動画は“正しい始め方”で無理なく続けられる
ショート動画は「やらなきゃ」と思うとプレッシャーになりますが、やり方を知れば“無理なく続けられる集客ツール” になります。
今回紹介したポイントを振り返ってみましょう。
- スマホ1台でOK!基本の撮影テクニック
- ネタに困らない考え方と日常からの切り取り方
- アプリ内で10分で終わるシンプル編集
- 投稿前のチェックと継続の仕組みづくり
大切なのは、完璧を目指すのではなく、小さく始めて続けること。
1本目からバズを狙う必要はありません。積み重ねが少しずつアカウントを育て、集客につながります。
Bonitoでは、中小企業や小規模店舗向けに、TikTokやInstagramのショート動画運用をサポート しています。
「投稿したいけど、なかなか続かない…」という方は、一度お気軽にご相談ください。
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