「もっとお店の雰囲気をInstagramや各SNSで伝えたい」
そんな想いを持ちながらも、写真がうまく撮れずに悩んでいませんか?
美容室やカフェ、エステなどの店舗では、「空間の雰囲気」や「居心地の良さ」こそが大きな魅力。
でも実際には、「店内をどう切り取ればいいの?」「映える写真って必要?」と、撮影に苦手意識を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、“プロじゃなくても実践できる”写真撮影のコツをご紹介します。
特別なカメラもアプリも不要。スマホ1台で、お店の“らしさ”が伝わる写真を撮るための5つのポイントをまとめました。
「映える」よりも「伝わる」を意識して撮る
Instagramでお店の投稿をしようとすると、まず頭に浮かぶのが「映える写真」。
でも、美容室やカフェ、サロンのInstagramで本当に必要なのは、“映える写真”よりも“伝わる写真”です。
なぜ「映える」より「伝わる」なのか?
- 「映える」写真=見栄えは良いけれど、お店の実態とかけ離れてしまうことも。
- 「伝わる」写真=お店の雰囲気やサービスの“リアル”が感じられる。
例えば、美容室なら施術中の後ろ姿やドライヤーで仕上げる瞬間、
カフェならバリスタがコーヒーを注ぐ手元など、リアルな一瞬を切り取った写真は、見る人に共感されやすくなります。
「インスタっぽくないから…」と投稿をためらう必要はありません。
大事なのは“おしゃれさ”ではなく、“どんな人に、どんな価値を届けているか”が伝わるかどうか。
自然光を味方につける
Instagramの写真は、光の使い方で印象が大きく変わります。
特に店舗の雰囲気を伝えたいときは、まず 自然光 を活用するのが基本です。
なぜ自然光が大切なのか?
- 暖かくて柔らかい雰囲気になる
- 写真の色味が正確に伝わる
- 加工に頼らなくても見栄えが良くなる
例えば、朝10時〜14時くらいの昼間の自然光が一番おすすめ。
美容室の窓際、カフェのテーブル、サロンの受付など、光が差し込む場所で撮るだけで写真が明るく見えるようになります。
自然光撮影のちょっとしたコツ
- 真上からの直射日光は避ける(影が強すぎるため)
- カーテン越しの柔らかい光がベスト
- 夜や光が足りない時は、スマホ用リングライト(2,000〜3,000円)を補助で使う
暗い写真をなんとか加工で明るくするより、最初から自然光で撮る方が結果的に楽で綺麗です。
ちょっと撮影時間を意識するだけで、Instagramの写真は一気にレベルアップします。
撮るアングルは“ちょっと斜め”が正解
写真を撮るとき、多くの人がやりがちなのが真正面からの撮影。
でも、Instagramで雰囲気を伝えるなら、少し斜めから撮るアングルがおすすめです。
正し、水平垂直は守るようにすることが重要。水平垂直が傾いていると人は違和感を感じてしまいます。
なぜ斜めアングルなのか?
- 立体感や奥行きが出て「その場にいる」ような感覚になる
- 正面からの写真よりも自然で柔らかい印象になる
- 店内や小物など、背景を活かしたカットが撮りやすい
おすすめのアングル例
- テーブルや商品は斜め45度から
- 店内は通路やカウンターを対角線に入れる
- 美容室やサロンなら、鏡越しのワンカット
📸 ポイントは“少し崩す”こと
真っ直ぐ構えず、体やスマホをちょっと傾けるだけで写真に動きが出ます。
「正面からきれいに撮ろう」より、「ちょっと斜めで奥行きを出そう」。
この意識を持つだけで、Instagramの写真がプロっぽく見えて、お店の雰囲気も伝わりやすくなります。
“余白”を残すとオシャレに見える
写真を撮るとき、つい被写体をど真ん中に詰め込みたくなりますが、
Instagramで映える写真は「余白」を活かした構図です。
なぜ余白が大事?
- 余裕のある写真に見える
- 見る人が想像しやすい
- フィード全体で見たときに統一感が出る
✅ 余白を使った撮影のコツ
- 被写体を画面いっぱいにせず、少し引いて撮る
- 壁や床、テーブルなどシンプルな背景を意識する
- 余白があれば、後からテキストやスタンプを入れやすい
例えば、美容室なら椅子を少し横にずらして背景に壁を入れる、
カフェならテーブルの端を少し写して「抜け」を作るだけでも、
写真に呼吸が生まれます。
「全部入れなきゃ!」よりも「余白を残す」。
このひと工夫で、同じスマホ写真でも一気にオシャレ感がアップします。
加工は“明るさ+コントラスト”だけでOK
Instagramでの投稿に欠かせないのが「写真の加工」。
でも、やりすぎると実際のお店と違う印象になり、逆効果になることもあります。
なぜ加工をシンプルにすべき?
- 加工しすぎると“嘘っぽい”印象になる
- 実際に来店した時のイメージとの差でガッカリされる可能性も
- 時間をかけずにサクッと投稿できる
おすすめの加工はたった2つだけ
- 明るさ:+5〜10(暗い写真を見やすく)
- コントラスト:+5〜10(色を少しだけくっきり)
これだけでも基本は十分!
- 彩度・フィルターは基本不要
- 必要な時だけ少しだけ調整するイメージ
- 「整えすぎない」ことでお店の“リアル”が伝わる
加工は盛るためじゃなく、“見やすくするため”。
この意識を持てば、1分でできるシンプルな補正だけで投稿できる写真になります。
まとめ|スマホでも“伝わる写真”は撮れる
Instagramでお店の雰囲気を伝えるために大切なのは、プロのように撮ることではありません。
✅ この記事で紹介した5つのポイント
- 「映える」より「伝わる」を意識する
- 自然光を使って明るい写真に
- 斜めアングルで奥行きを出す
- 余白を残してシンプルに
- 加工は“明るさ+コントラスト”だけ
「写真が苦手…」と感じている人も、まずはこの5つを試してみてください。
スマホ一つでも、お店の“らしさ”がちゃんと伝わる写真は撮れます!