【初心者向け】SNSを始めるならどれ?Instagram・TikTokの違いと選び方

SNSを始めるならどれ?InstagramTikTokの違いと選び方

SNSを始めたいけど、InstagramとTikTokどっちがいいの?

そんな風に悩んでいませんか?飲食店や美容サロンなどを経営する方にとって、今やSNSは集客に欠かせないツール。でも初心者にとっては、「どのSNSを選べばいいのか分からない」「なんとなく始めたけど合ってるか不安…」というのが本音ではないでしょうか?

本記事では、SNS初心者の店舗オーナーに向けて、InstagramとTikTokの違いや特徴をわかりやすく解説し、「自分のお店に合ったSNSの選び方」をご紹介します。SNSの方向性に迷っている方は、ぜひ参考にしてください!

目次

まずはここから!InstagramとTikTokのざっくり比較

SNSを始めようと思ったときに、まず悩むのが「InstagramとTikTok、どっちがいいの?」という点。どちらも無料で使えて集客に強いSNSですが、性質やユーザー層に大きな違いがあります。まずInstagramは、“写真”や“画像+テキスト”中心のSNS。おしゃれな料理写真や美容のビフォーアフターなど、ビジュアルで魅力を伝えたいお店と相性が良く、20代後半〜40代女性を中心に幅広い世代に支持されています。情報収集やお店選びにもよく使われており、「#○○カフェ」「#○○美容室」などのハッシュタグ検索での集客がしやすいのも特徴です。

一方、TikTokは“ショート動画”が中心で、テンポの良い映像や音楽を活かした投稿が得意なSNSです。Z世代(10代後半〜20代前半)を中心に人気で、爆発的な拡散力があるのが強み。ユニークな投稿や裏側動画が「おすすめ欄」に乗ることで、一夜にして何万人にも見られる可能性があります。ただし、操作感や編集には多少の慣れが必要です。

このように、Instagramは“見せたい世界観”を丁寧に伝えるのに向いており、TikTokは“注目を集めて話題を作る”のに向いているツールです。それぞれの特性を理解したうえで、自分のお店のスタイルや発信したい内容に合わせて選ぶことが第一歩です。

 Instagramの特徴と向いているお店

Instagramは、飲食店や美容サロンなど“ビジュアルで魅力を伝えたいお店”にぴったりのSNSです。特に、写真や動画で「おしゃれ」「美味しそう」「キレイ」などの印象を与えたい場合、Instagramはその世界観を効果的に表現できます。ストーリーズ、リール、投稿、ハイライトなど、機能も豊富で、見せたい情報を多角的に発信できるのが特徴です。

また、Instagramは“店舗探し”にも使われており、「#渋谷ランチ」「#福岡美容室」など、地名や業種のハッシュタグで検索しているユーザーが多数います。つまり、Google検索だけでなく「Instagram検索」からの集客が見込めるのです。さらに、プロフィールに営業時間・住所・予約リンクを設置しておけば、見つけたその場で来店や予約に繋がることも。

Instagramのユーザー層は20〜40代女性が中心で、特に子育て世代・美容意識の高い層・カフェ好きなど、“日常の中にちょっと良いものを取り入れたい”と考えている人が多くいます。したがって、店舗の「こだわり」や「安心感」「世界観」をしっかり伝える発信が効果的です。

特にInstagramは、継続して投稿することで「このお店、気になるな」と思ってもらいやすいSNSです。毎週2〜3回の投稿や、ストーリーズでの日常発信が“ファンづくり”につながり、リピーターの育成にも効果的。結果として、来店→再来店→紹介という好循環を作り出せます。

TikTokの特徴と向いているお店

TikTokは、短い動画を投稿することに特化したSNSで、今もっとも拡散力の高いプラットフォームのひとつです。最大の特徴は「フォロワーが少なくてもバズる可能性がある」こと。TikTokはユーザーの興味に応じて動画をおすすめ表示する仕組み(レコメンド機能)が非常に強力で、たった1本の投稿がきっかけで数千〜数万回再生されることも珍しくありません。

TikTokが特に向いているのは、「動きで魅力が伝わる」「ストーリー性がある」「テンポのよい演出ができる」ような業種。たとえば、飲食店なら調理の様子や盛り付け、スイーツの断面カットなどが人気コンテンツに。美容室ならビフォーアフターや施術シーンを早送りで見せることで、リアルな変化が伝わりやすくなります。

TikTokのユーザー層は10代〜20代前半のZ世代が中心ですが、最近では30代以上のユーザーも増加中。若い層をターゲットにしているお店には特に相性が良く、「話題のお店」として注目を集めることができます。

また、TikTokは「公式感より人間味」が重視されるSNSでもあります。スマホでサクッと撮った日常や、ちょっとした“裏側感”がある投稿の方が反応されやすい傾向にあります。編集もスマホひとつで完結できるため、難しそうに見えて実は始めやすい一面も。

つまり、「おしゃれに決めすぎず、楽しさと臨場感で勝負する」スタイルが向いているのがTikTokです。

SNS初心者が選ぶならどっち?比較で分かる選び方のコツ

「InstagramとTikTok、どっちを選べばいいの?」というSNS初心者にとって、一番気になるのは「自分にも続けられるかどうか」。ここでは、運用のしやすさ・ターゲットとの相性・継続のしやすさという3つの視点から、それぞれの向き不向きを比較してみましょう。

まず、Instagramは“じっくり型”。写真+文章で伝える形式が多く、投稿のクオリティや統一感が重視されます。その「ブランドイメージを作りやすい」「信頼感が出る」という強みがありますが、「写真の撮り方が分からない」「文章を考えるのが苦手」という方は少しハードルを感じるかもしれません。

一方、TikTokは“テンポ型”。動画の内容や勢いが命で、画質や編集の細かさよりも“おもしろさ”や“意外性”が重要です。スマホでさっと撮って、BGMやテロップを入れればすぐに投稿できるため、操作さえ慣れれば短時間で運用できます。ただし「顔出しが恥ずかしい」「話すのが苦手」という人には少し向かない面も。

SNS初心者におすすめなのは、「まずはInstagramから始めて、慣れてきたらTikTokも」という流れ。Instagramは予約導線やプロフィール整備もしやすく、集客の基盤作りに向いています。まずは週2〜3投稿から、気軽にスタートするのがコツです。

自分の性格や店舗の特徴に合ったSNSを選び、無理なく続けることが“成功の第一歩”になります。

どっちもやるべき?同時運用の考え方と注意点

「InstagramもTikTokもやった方がいいの?」と聞かれることがありますが、結論から言うと“無理なくできるなら、両方やるのが理想”です。ただし、初心者の方にとって最も重要なのは“続けられるかどうか。無理に同時運用しようとして途中で挫折してしまうのは本末転倒です。

InstagramとTikTokはそれぞれ特性が異なるため、同じコンテンツでも投稿の仕方を変える必要があります。たとえば、Instagramは写真+説明文で丁寧に伝える場。一方でTikTokはテンポ感やリアルな雰囲気が大事な動画中心の場。つまり、「投稿の流用はできるけど、そのままコピペはできない」というのがポイントです。

もし同時運用をするなら、“まずは片方で運用ルールを整えてから”がベストです。たとえばInstagramで週2回投稿するペースが定着してきたら、その一部の内容をTikTok向けに動画化して発信してみる、という形がおすすめ。

また、同時に始める場合は、“それぞれの投稿目的を分ける”と混乱しにくくなります。たとえば、Instagramは来店導線・メニュー紹介用、TikTokは話題づくり・認知拡大用というように、役割を分けて考えましょう。

注意点としては、投稿数が減ってアカウントが動かなくなることが一番のリスク。特に片方だけ放置すると印象が悪くなってしまうこともあるため、無理せず始められるほうから、コツコツと進めていくのが成功の秘訣です。

SNS運用を成功させるために大切な3つの考え方

InstagramでもTikTokでも、SNSで集客を成功させているお店には共通する“3つの考え方”があります。それは、①継続、②つながり、③目的の明確化です。この3つを意識するだけで、投稿の質やファンの反応が大きく変わってきます。

まず1つ目は、「継続すること」。SNSは“投稿を続けているお店”の方が圧倒的に信頼されます。完璧を目指すよりも、「週2回は更新」「ストーリーズだけでも投稿」など、無理なく続けられるペースでOKです。継続が“存在感”を作り、認知や来店に繋がります。

2つ目は、「つながりを大切にすること」。ただ情報を発信するのではなく、フォロワーとのやり取りや、コメント・DMへの返信を通して“お客様との関係性”を育てることが大切です。SNSは一方通行ではなく、コミュニケーションの場。信頼を築くことでリピーターにもつながります。

3つ目は、「目的を明確にすること」。ただ投稿するだけではなく、「どんな人に何を伝えたいか」「最終的に来店・予約につなげたいのか」など、目的をしっかり決めることで、投稿の内容やトーンもブレずに済みます。これにより、フォロワーの“行動”を促す投稿ができるようになります。

この3つを意識するだけで、SNS運用の軸がぶれにくくなり、集客や売上アップといった“成果につながるSNS”へと育っていきます。

まとめ:自分のお店に合うSNSを選んで、まずは一歩踏み出そう!

InstagramもTikTokも、今や集客に欠かせない強力なツール。でも、すべてを完璧にこなす必要はありません。大事なのは「お店のスタイルや発信したい内容に合ったSNSを選ぶこと」、そして「無理のないペースで続けること」です。

Instagramは写真で世界観を丁寧に伝えるのが得意。美容サロンやカフェなど、ビジュアルが武器になるお店におすすめです。一方TikTokは、テンポ感のある動画で注目を集めたい、若年層にリーチしたいお店にぴったりです。

どちらから始めるにしても、「まずは1歩踏み出すこと」が成功の鍵。投稿を重ねながら、“自分たちに合うやり方”を見つけていけばOKです。

完璧を目指すのではなく、等身大のお店の魅力を、あなたの言葉で発信してみてください。きっと、共感してくれるファンが少しずつ増えていきますよ。

小幡玲雄
式会社Bonito代表|SNS集客コンサルタント・SNSショート動画ディレクター
株式会社Bonito代表取締役 小幡玲雄(おばたれお)と申します。
現在は、SNS集客コンサルタント、SNSショート動画ディレクターとしてお仕事をさせていただいております。
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